1月29日の互市 [野良のひろば]
朝からカレーパン!? [百姓暮らしのひとこま]
手作り弁当に並々ならぬ情熱を注ぐうちの娘。いったい誰の影響でしょうかねぇ。
中学校の始業式の日はお待ちかねの弁当持参の日。何日も前からメニューを考え、数日前に自分で作ったドライカレーが気に入ったらしく、今回はその具を使ってのカレーパン。普通の弁当では目立てない、話題性がない、プライドが許さないってところなんでしょう。値引きになったパンを目ざとくゲット。前の日に具だけ作っておいて、朝はパンに詰めて揚げる。小さいタッパーにおかずを少々つめれば出来上がり。とはいえ、私なら朝の忙しい時間、初めての料理に挑戦するなんて失敗するリスクの高いことには手を出しませんね。親としては、学校に行く時間に間に合うように作れるかとっても心配でした。
途中、具を詰めたパンの口が閉じない問題にぶつかりはしましたが、山崎パンのランチパックみたいな形でパンの処理をすることで問題解決。まずまずの出来で、満足げに学校に行きました。
学校では、調理実習が唯一自分が輝ける場だという彼女。「あたし浮いてんの」とさらっと言うけど、同年代の友達の中で、どうしたらうまく自分を表現して受け入れてもらえるか、心を許せる仲間に巡り合うか。思えば私も、中学時代は暗黒時代で、心から分かり合える友達がほしいと思いながら心を閉ざし、物事を斜めにばっかり見てる生意気な娘だったものな。
ちょっと変わった親の元で育ったから、その分苦労も多いかもしれないけど、お母さんは親という字のごとく、“木の上で立って見てる”からね。
ちなみに、玉ねぎと人参のみじん切りはお母さんサポート。
お薬師さんの手作り市デビュー!! [こんにゃく屋]
「いつかこういう大きい市にも出れるようになりたいね」
互市をするようになってから、出店者探しと勉強を兼ねて、何ヶ所か“市”を見て回りました。中でも仙台市若林区にある薬師堂で毎月8日に開かれる手作り市は、バラエティーに富んだクラフトや食品のお店100店くらい立ち並び、毎回たくさんの人でにぎわう人気の市。出店のための条件も厳しいので、気合を入れてかからないと、うちが出店するのは大変、出店するにしてもまだまだ先だなと思ってました。
こんにゃく屋をやろうと決め、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないと気を取り直し、先月市に来た際申し込んだところ、新規出店者の枠で出店できることになり、板こんにゃくを売るだけですが、今回憧れの場に立てて、とてもうれしかったです。仙台の中心、パタゴニアというアウトドアショップの前の公園でやっている『まちなかエコマルシェ』に続いて、2回目の仙台市内での市。あとは以前出ていた、当台公園でやっている『朝市夕市ネットワーク 合同定期市』に、来年度から出れたらいいかな。
市への出店は、ただ物を売るだけではなく、そこでいろんな人に出会えたり、ほかの店の商売の仕方を学んだり、お金以外にも得る物がたくさんです。朝市ネットを辞める時には、「仙台には何でもあって新鮮で安全な物なんて、便利にいつでも買える。それに比べ、田舎には何にもない。地元に戻って、地元の人に来てもらえるような商売をしよう。」と思ってました。でも、おかげでいつの間にか私は井の中の蛙になっていて、発想も人とのつながりも行き詰ってしまっていました。
そんな中で、こんにゃく屋という新しい商売をはじめ、初心に戻って、若い人達や違う世界の人たちからいろんなものを吸収しようと思うようになり、今はすごく新鮮な気分です。昔とは違って、今は地元では互市をやっているんだし、両方の市のいいところを取り入れながらやっていけたらいいなと思います。
随分前置きが長くなってしまいまして、すみません。
さて、1月8日。初めてなので勝手がわからず、しばらく前から緊張して、ドキドキものでしたが、かなり早目に来れたのと、試食してもらいながら板こんにゃくを売るだけだったので、寒さを除けば商売自体はさほど大変ではありませんでした。日曜日ということもあって、お客さんは午前中を中心にたくさんいらっしゃいました。試食のこんにゃくも、歯応えがあって美味しいと好評で、おかげさまで商品はあまり多くなかったんですが完売。最初にしては、上出来だったかなと思います。
お客さんの中には、このブログを見てくれてる方や、クリスマスローズを買いにうちに来てくれていた方、昔NHKで放映された『大森さんちの野良便り』というコーナーを見ていてくれた方もいらしてびっくり。出店者の方ともほかの市も含めて何度かお会いしているうち、仕事仲間のような親近感を感じて、会話もとても楽しかったです。
基本的に、これからはこんにゃくや外回りの仕事、イベントや市に関しては私の担当、父ちゃんは生産が中心ということで、今までのように何でも二人でではなく、それぞれ担当の分野に責任を持って、お互い協力し合ってやっていく形にしようと父ちゃんとも話し合いました。だから本来は、市は私一人でやることになるんですね。でも、この前のエコマルシェも今回も、地元で一緒に音楽をやってる大槻さんが手伝ってくれました。お客さん相手が上手で、仕事の手際もよくて、とっても助かりました。ほんとに感謝です!!
くじ引きに当たり、次回の市にも出られることになりました。2月8日。寒そぉー!! でも、来てくださいね。
12月の互市はクリスマス&お正月飾り [野良のひろば]
寒くなりましたねぇ。各地で行われている市も冬の間はお休みという所が多い中、こちらの互市はやりますよぉ。
今回のメインは身近な自然素材で『クリスマスリース&お正月飾り作り』です。
“縄をなう”って分かります?今の子供たちにはほとんど通じないですし、両手の平の間ににわらをはさんで、“より”をかけながら編んでいくこの手の動きは、今の日常では全くすることがないです。子供だけでなく、ぜひ大人にも体験してほしいと企画しました。モチつきもして、小さな鏡モチを作るので、(おモチ自体はお正月までもちませんが)お飾りとワンセットで、手づくりのお正月を迎える気分を味わって下さいね。
このほか、前回好評だった豆乳から作る『簡単手作り豆腐』もやります。濃厚で甘みのある豆乳で作るので、上品で豆の味がする美味しい豆腐が失敗なくできますよ。
今回、お薬師さんの手づくり市で知り合った方も二組出店してくださいます。エスニックな、留め具まで手作りのアクセサリー屋さんと、前にも出ていただいた和の雰囲気の布おもちゃや置物作りの方。とっても素敵なので、ぜひ皆さんに見ていただきたいです。
ぜひにと言えば、うちの手づくり生芋こんにゃくも、味噌おでん、うまいっすから食べに来てほしいなぁ。芋の香り、歯ごたえ、売ってる生芋こんにゃくでは味わないですよぉ。今までは、うちのじいちゃんが作ったこんにゃくでしたが、今回からはワタクシが作ったこんにゃくを召し上がっていただきます。石灰の効きムラで均一に固まらなかったり、練りのタイミングを間違ったり、失敗もしながらなんとか私もまずまずのこんにゃくが作れるようになった感じ?!板こんにゃくも販売します。(これからは毎週末こんにゃくを作り、直売所で板こんにゃくを販売しますのでよろしくお願いします)ちなみに、こんにゃく芋については、セシウムは検出されませんでした。
パン工房麦の天然酵母のパン&焼き菓子、スマイル作業所の手作り豆腐、毎回人気の駄菓子屋や、手づくりゲーム。小さいけれど手づくりの楽しい市にしていきますので、どうぞ遊びに来てください。
うちの父ちゃんの力作?!ジャンボコリントゲーム
27日日曜日は野良のひろば互市だよぉ [野良のひろば]
毎月第4土曜日、仙台のど真ん中のパタゴニアというアウトドアショップの前で開催している『まちなかecoマルシェ』。互市と重なるので、今まではあきらめていましたが、出店者もお客さんも若い方が多く、売らんかなの商売というより交流が楽しそうなので、互市の宣伝も兼ねて26日の土曜日はecoマルシェに参加することにしました。
ということで、今回の互市は27日日曜日ですので、お間違えのないように。
さて、今回の食農体験は豆腐作りと納豆作りです。
豆腐は、市にも出店してくれているスマイル作業所の濃厚な豆乳に始めからにがりを混ぜて湯煎して固めるやり方。小さいお子さんでも簡単に、失敗なくできると思います。
納豆は、ゆでた大豆を容器にとりわけ、稲わらを入れて菌が全体に回るまで保温して作ります。2、3日あとにうちに取りに来てもらうことになりますが、自分で保温できるという方もチャレンジできます。
子供たちが参加しやすいように経費を抑え、失敗なくけがなくできるように、段取りを考え、道具や容器をそろえ、毎回悩みますが勉強になります。こうした経験を蓄積して、私たちらしい体験プログラムが作っていけたらいいなと思います。
市の存在もだいぶ認知され、子供たちも結構来てくれるようになりました。今後の課題としては、もう少し出店を増やして、大人の人も来れるように、出店してくれた人が売上で割に合うように、販売環境を良くしたいです。他の市に出店している素敵なクラフトのお店を、ぜひこちらの子供たちにも見てもらって、温もりのある手作り品に触れてもらいたいです。
あとは、もう少し市を手伝ってくれるスタッフを増やすこと。持ち場を掛け持ちしなくてもいいように、裏方ばかりでなく、スタッフも市を楽しめるくらいの人数的な余裕が欲しいです。学生さんとか、若い人に関わってもらえたらいいなぁ。
このほか、生芋こんにゃく屋も出ますし、お豆腐、天然酵母パン・お菓子、うちの有機野菜も販売します。今年地元の小学5年生と作ったもち米でお餅つきもします。竹トンボ作り、消しゴムはんこ、駄菓子屋もあります。2時ごろからは、まったりのんびり音楽ありの交流会をします。
今のところ、予報だと天気はいいみたいです。あったかい格好をして、ぜひおいで下さいね。
こんにゃく特集 [野良のひろば]
相変わらず更新が遅くてすみません。
今回10月29日の市も、告知しないうちに終わってしまいました。ごめんなさい。すくなくとも1週間前には、最低限日程だけでも告知するようにします。
で、今回はこんにゃく特集ということで、手づくりこんにゃくの体験や地元川崎小学校の去年の3年生が書いてくれた“こんにゃくで町おこし”のアイデアの展示を中心に、いつもの駄菓子屋や、ゲーム、干し柿体験、スモーク(ベーコン、サーモン)、焼き芋、芋煮など盛りだくさんな市になりました。みそおでんなど、その場でこんにゃくを食べてもらえるよう、出店もやりました。
これがこんにゃくいも
左の棒のようなものは、こんにゃくいもの赤ちゃんの“生子(きご)”です。
こんにゃくのキャラクターや、料理、ゲーム、紙芝居、こんにゃくミュージアムなど、こどもたちのユニークなアイデア、こんなにたくさん一生懸命まとめてくれた展示を、学校の中だけで終わらせたくないと思い、先生にお願いして今回の市で展示させてもらいました。
いつものことながら、内容の割にスタッフの人数が足りない、準備が間に合わないなど、来ていただいた皆様、スタッフの方々にもご迷惑をおかけしまして、ホントに申し訳ありません。少しずつ整理して、いいものにし
ていきますので、温かい目でお願いします。
手づくりこんにゃく体験
みちのく公園でもやってますが、生芋からの体験は他にはないと思います。
大人向けかなと思っていた企画ですが、子供たちが「やりたーい」と参加してくれたので、とっても嬉しかったです。10人体験してくれました。
こんにゃくステーキや刺身こんにゃくも用意したんですが、味噌お
でんとしょうゆで煮たこんにゃくを、皆さんに食べてもらいました。
お隣では、すまいる作業所の豆腐と陶芸品の販売。お豆腐は豆の味がして、甘くておいしかったです。このほか、厚揚げや油揚げ、がんもどきやドーナッツも売ってました。
せっかくの出店、大人のお客さんを増やすのが今後の課題です。
ミニログでは竹や、種、ドングリなどを使った木工品、消しゴムはん
この販売。放射能関係の情報コーナーをちょこっとだけですが展示しました。
後は写真で何となく市の雰囲気を感じてください。
山形の芋煮、おいしかったなぁ。
午前中は子供たちがたくさん来たので、駄菓子屋さんが大盛況だったようです。





今回ブログに使わせていただいた写真は、たまたま七郷中学で職業人から話を聞く会の講師の席の隣に座った日下さんという女の方の代わりにみえた旦那さんに撮っていただいたものです。市の後、ご本人からお電話があり、お互いの農業や子供の農業体験についての思い、自給しながらカフェがやりたいという夢など伺いました。市の当日は、せっかく遠くから来ていただいた方もいらしたのに、ゆっくり交流することができず、それがとっても残念でした。でも、こうしてその後に直接お話しでき、時間はかかりますが、一人一人とつながって、歩く速さくらいで訪れてくれる方が増えているのは、有難いなと思います。
市の後、みんなで持ち寄ったこんにゃく料理を味わう会をしました。から揚げ、炒め物、カレー味、パンやドーナッツ、和洋スイーツetc. 初めて出会う味に話も弾みました。ここで頂いたアイデアやヒントを今後のこんにゃく作り、メニュー作りに生かしていきたいです。
次回は11月27日日曜日に変更して開催します。
当初は土曜日の26日を予定していましたが、仙台のまちなかecoマルシェに出て、うちの互市やこんにゃくの宣伝をしてみようということですので、どうぞご理解ください。
低線量ということで・・・。 [放射能のある暮らし]
うちの町は、役場が定期的に学校とか、主な施設の放射線量を測ってくれています。
でもそれ以外、自分のうちの近くとか、高そうな場所とか、どのくらいなのか知りたいですよね。それと、役場で使ってる測定器と、今回借りる測定器にどのくらい数値に差があるのか知りたかったので、9月16日、18日と一人で回って測ってみました。
測定器(ウクライナ製Pripyat)は村田の三田さんの所で、一回につき2泊3日無料で貸してもらえるので、今回はとりあえずみんなの家のまわりを測定してみました。
まずは小学校で、役場の測定器(Radi Horiba)との比較。役場が0.09の時、0.13、0.10の時0.14~0.15ということで、だいたい0.04の差。ただ、役場のは、小数点以下3桁、こちらは2桁の表示。どちらが正しいと見ればいいのか・・・。
細かな数値はここでは載せませんが、低くて0.12高くても0.16。平均して、0.14ということで、役場の測定器で測ったら、もう少し低くなると考えると、子供はともかく基本的な対策をとっていれば、生活するに危険な放射線量ではないようでした。また、これから寒くなるにあたって、薪が使えるのかというのも心配だったので、薪の上に直置きして測ってもみましたが、数値は変わりませんでした。
測定器を貸してくれた三田さんに、この数値をどう見るか訊いてみたところ、この測定器自体、低線量の測定が難しく、0.1代の数値については正確でないので、“低線量である“ということの判断材料に考えれば、とのことでした。
結局、今回何が分かったかと言うと・・・役場の測定器が絶対値として正しいかはわからないにしても、川崎は放射線量が比較的低いということ。今後、その数値が大きく変動しなければ、役場で発表する測定値を目安にしていっていいということ、かなと思います。また、薪については、それ自体を測ったわけではないので、どう扱っていくかは、もう少しいろいろ情報を集めて判断したいと思います。
これとは別に、夏に同位体研究所で、小学生と作っている田んぼの土壌の放射能を測定してもらった結果が、先日帰ってきました。検査の結果、セシウム137が76ベクレル/kg、セシウム134が71ベクレル/kgで、合計147ベクレル/kgということでした。この数値は、県北部と変わらないくらい低い数値だそうで、今後玄米も測ってもらうのですが、おそらく問題ないだろうということでした。
他の仙南地域が高い放射線量を示す中で、川崎は周りの地区の人がホッとしにくるところ、食べ物を生産する場に、オアシスになっていけるのでは、今回のことでそんな手ごたえを感じることができました。
でもね・・・
昨日は台風で、すごい雨。あぁ、この雨がセシウムとかみんな洗い流してくれればいいのに。なんて、ふと思ってしまいました。
毎週土曜日OPEN 直売所『あれやこれ屋』 [野良のひろば]
このときだけは、近くで仕事をしながら必ず私か父ちゃんが店番をしてます。品ぞろえ的には、今のところうちで採れた野菜・果物が中心ですが、コンニャクや干し芋、手作りのおもちゃとかアクセサリー、駄菓子なんかも置いて、子供も来れるお店にしたいです。
10年くらい前には、無人販売をやってました。でも、毎日OPENだったため、商品をそろえるだけで大変で、それと、だんだんお金が入っていないことが…、結局続けられず辞めてしまいました。
週に1日くらいは、家のまわりをきれいにしたり、ブログを書いたりしながら店番すれば、時間も無駄にならないし、いろんな人との出会いと交流の機会が増える。しばらく迷ってましたが、市も毎月することだし、この場所に人の流れを作っていくためにもということで、今度は、無人でなく有人で、直売所をすることにしました。まだまだ認知されてないので、お客さんは少ないですが、その分話もできるので、冷やかし半分、どうぞお茶でも飲みに寄ってください。
ちなみに、いまどきのおすすめ商品は、「甘とう美人」という、辛くないトウガラシ。ししとうより肉厚で、焼いてしょう油をかけるだけで美味しいです。あと、肉厚の「ニューエース」というピーマン。肉詰めピ-マンで良し、チンジャオロウスーでも、食べ応えがあって美味しいです。
アイコという洋ナシ型のミニトマトの黄色版「イエローアイコ」もおススメ。うちの娘も絶賛、フルーツ感覚でさわやかな甘さと、色どりのきれいさ。たまにしか出ませんが、オレンジに近い黄色い調理用トマト「イエロークック」も、果肉部分が多く、身もしっかりしているので、とても使いやすくておススメです。
そうそう、家の前のビニールハウスで採れるブドウもおいしいですよ。雨に当たらない分病気がないので、農薬を使わなくとも十分おいしいブドウが出来ます。さらに、水分が制限されているので、甘い!!これまでは、「フレームシードレス」という干しブドウ用の品種。皮まで食べられ、普通のブドウと違った、プチプチした食感で美味しいブドウでした。店で売ってるように立派なものではありませんが、これからいろんな種類がちょっとずつ次々出てきますのでお楽しみに。
あえて言うのもなんだか格好良くない気がするんですが、うちでは農薬散布はせずに作っています。今のところ有機質の肥料しか使ってませんが、セシウムの吸収を抑えるために、今後については、無機質のカリ肥料の硫酸カリを使っていきます。その辺も知っていただいたうえで、ご利用いただければ幸いです。
それと、今は品切れなんですが、炭パウダーも置いておくようにしますし、放射能関係で何か心配なことがある方の拠り所になれるようにもしたいと思っていますので、買わなくとも遠慮なくおいでいただきたいです。
ってなわけで、店の名前どおり、“あれやこれや”、台にならんでなくとも畑から採って来れるし、私たちの生活丸ごとのようなお店、楽しんでもらえるといいな。
炭入りこんにゃく [放射能のある暮らし]
こんにゃくはそもそも、体をきれいにする役割があるので、これと炭を一緒に食べれば、排毒効果があるんじゃあないか。ってことで、こんにゃくに炭を入れて作ってみました。
何回か作っている中で、どのくらい炭を混ぜたらいいのか、どのタイミングで入れたらいいのか、いろいろ解ってきました。
多く入れすぎると、色は濃いけれど、炭が匂いまで吸着してしまうのか、手づくりこんにゃく特有の芋の風味が無くなってしまう。簡単にいえば、こんにゃくは水で伸ばし手石灰で固めて作るのですが、水で伸ばした時点で混ぜたのと、石灰と一緒に混ぜたのとでは、同じ分量を入れたのに、味や風味が違う。
じいちゃんのこんにゃくを、何とか残したい。私たちは花作りがあるので、誰かじいちゃんのこんにゃくの栽培や、手づくりこんにゃくのノウハウを引き継いでくれないだろうかと、ずっと思っていました。でも、いくら待っていてもそんな人は現れません。
そうこうしているうちにじいちゃんも84歳。まだ現役でこんにゃく栽培をしているのですが、面積はこなせなくなってきました。ところが、数年前から偶然見つけた優良な形質のこんにゃくが、順調に増え、今年はこんにゃく人生で最高の出来だと本人が言うくらい、豊作で、いいものが出来そう、だそうなんです。また、こんにゃくは今までだと毎年掘り上げて、種イモを貯蔵し、春に植え付けるのが当たり前でした。でも、温暖化の影響か、畑で掘り残したものがちゃんと生育することから、今後こんにゃくの畑地越冬栽培もできそうだと、じいちゃんはその技術の確立に今はすべてを懸けているんですね。
これは、私たちがやるしかないな。
去年あたりからそんなふうに思っていましたが、今回のこの原発事故があって、背中を押された感じです。みんなに食べてもらって、こんにゃくで体の中から放射能を洗い流したい。味噌おでんとか、おやつに食べられるようにして、子供たちにここでこんにゃくを食べてもらいたい・・・。
というわけで、毎月ここでやる互市用に、今はゆでて冷凍したこんにゃくいもを使って、炭入りこんにゃくを作っています。今回作ったので3回目なので、まだまだなのですが、最初に作った時じいちゃんに褒められたのと、舌の肥えた我が娘が、うちのこんにゃく最高と言ってくれるのを支えに、これから私こんにゃく屋になろうと思います。
(写真のこんにゃく、色の違いがわかりますかね。同じ分量なのに、味も風味も違うんですよ。)
等身大から始めよう~野良のひろば互市~ [野良のひろば]
8月27日 雨が心配でしたが、何とか持ってくれて、無事!?互市を開催できました。
今回のメインは、「魚のつかみ取り~自分でさばいて串に刺して焼いて食べる」
先月やった『外で遊ぼう!!夏休みin川崎』で好評だった魚のつかみ取り、ぜひ地元の子供たちにもさせたいと、今回企画しました。生けすの中とはいえ、日常ではこんなふうに魚が泳いでいる姿を目にすることはないし、ましてや捕まえて、刃物を使って自分でさばいて焼いて食べるなんてなかなか経験できません。昔の子供は夏になると、一日中川にいて、河原で自分で捕った魚を食べてたんですよね。今の子たちに、昔の子供のような体験を、ちょっとだけでもしてもらいたかったのでした。
川崎にはせっかくきれいな川があるのに、今ではそんなふうにして子供が遊んでいる姿を目にすることはほとんどなくなりました。川がいつまでもきれいでいてほしい。そのためには川との関わりを取り戻さないと…。そんな思いで、私たちは数年前から、カヌーや川遊びの体験のお手伝いなどを始めました。今回のこの企画も、根っこは同じ。魚を捕まえるわくわく感、つかんだ時のぬるっとした感触、内臓を取り出すときの気持ち悪さ、自分で捕った魚を食べたという実感。体に刻んで、川を大事にする人になってほしい。
30匹、結局全部子供たちは捕まえて、みんなで焼いて美味しく有難くいただきました。これをするにあたって、地元の「川崎養鱒場」の後藤さんのご厚意で、銀シャケ15匹をいただきました。市の前にお電話でお話をさせていただいた際に、後藤さんの地域や自然相手の仕事への熱い思いを伺うことができ、そのことでも力をもらいました。
このほか、射的やジャンボルーレット、かき氷、駄菓子屋、野菜の直売、放射能関係の展示や試食、原発いらないの缶バッヂ紹介など、内容としては先月より“らしく”なってきた感じでした。
ただ、集客という点では、まだまだまだまだ、です。今回、町の人にはほとんど知られていないということで、市の宣伝としてサービス券付きチラシを新聞折り込みでまいたりしてみました。が、正直ほとんど効果なかったですね。来た子供たちは、前々から私たちと割と関わりが深かった子たち。20人くらいかな。でも、先月のワークショップ市では、被災者の方が多くて、子供は少なかったことから思えば、ちょっとずつ子供の数は増えてるので、健闘した方かも。これからもっと効果的な宣伝をして、足を運んでもらえるように頑張らにゃあ。
この市は、市なので商売なのだけど、それだけでない。子供たちに伝えたいこと、伝えなきゃいけないことをするための市なんだ。そのことを市をする側の私たちがしっかり軸として持ち続けること。
準備する中で、思うように出店者が見つからなかったり、スタッフが減ったり、私自身もいろんな思いで混乱してしまいました。でもおかげさまで、誰もいなくても私たちの思いがある限り、等身大で続けていけばいいんだって思うことができるようになりました。今までお世話になった方に寄りかかっていてはだめなんだ。ここから同じ思いで市を創っていける人を探して、新しく始めないと。そのために、もっと積極的に動いて、地元の人材発掘をしよう、外へ出て若い人を探して来よう。良かった、今回困難な状況を与えてもらえて。本当に、いっぱい学ぶことができました。
このほか、子供がどんなことに興味を持つかとか、どんなふうにやればやる側も楽しくて負担が少ないかとか、やってみていろいろわかりました。とにかく、市をやり続けること、やりながら学んで、みんなにワクワクして待ってもらえる市に作っていきたいです。
さて、次回は9月24日。予定では、メインワークショップは「段ボールオーブンでピザ作り&スモーカーで燻製作り」夏野菜の最後、うちの野菜をたっぷりのせたピザを段ボールで作ったオーブンの炭火で焼いていただこう!本当のベーコンの味、いろんなものを燻製にして味わおう!という企画を考えてます。う~ん、これは子供より大人が…。そうそう先ず大人がウキウキワクワクしないと、子供に伝わらないもんね。というわけで、後ほど詳しくお知らせしますね。(写真は炭パウダー入りなので生地が黒いわが家のピザ)





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